2014年をふりかえって

Twitterで2014年の各月を振り返りましたが、全体を通してどうだったかを簡単に。

  • 転勤して神奈川県民(横浜市民)から大阪府民(高槻市民)になった
  • システム開発という現場を離れ、インフラ(主にネットワーク)のお仕事に携わることになった
  • ベンダでの自社内開発から、お客様(ユーザ企業)に常駐して運用を支援するという立場になった

と、このような変化がありました。


立場や役割が変わったことで、今までとは全くことなる考え方をさせられることも多く、本当に勉強になった1年でした。
仕事においては、SIer について外からの視点で見ることにもなり、ユーザ企業が本当に欲しているものと SIer としてユーザ企業に提供できること、などをはじめとして、色々なことを考えさせられた1年でした。
SI業界については最新のSoftware Designに特集記事があり、とても興味深い内容が書かれています。ぜひともこの業界の人には読んでほしいですね。

Software Design 2015年1月号|技術評論社


まとめ

2014年は新しいチャレンジができ、充実した1年でした。
年齢もついに30歳を迎えてしまったので、そろそろ落ち着きつつ、2015年も新しいチャレンジをして充実した1年にしていきたいと思います!

主にTwitterで振り返る2014年

はじめに

いわゆる個人の日記レベルの1年間のふりかえりエントリです。

まだ途中なので、随時追記します...
==> 2015/01/01 23:59 追記しました


目標とその成果

目標

結果


1月

  • まだ横浜で働いてた
  • 2月から転勤ということで引き継ぎがメイン
  • 昨年末に急遽入ってきた案件の設計フェーズということで、主担当は後輩にまかせそのレビューを実施したりもしてた



1月の飲み会

@yukung さんと飲んだ

チャーハン : ATND

2月

  • 大阪に転勤した
  • はじめての★客先常駐
  • これまでの開発のお仕事から、インフラ(特にネットワーク)側のお仕事になった

2月の飲み会

横浜線の会 第3回 : ATND

3月

  • 転勤して2ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 現場とのミスマッチ感を感じ始める


3月の飲み会

大阪城公園に行ってからの焼き肉



京都で日本酒

4月

  • 転勤して3ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • BLのアニメを見るという貴重な機会に恵まれた




5月

  • 転勤して4ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 月末に関東出張
  • 転勤して3ヶ月で5キロ痩せた


5月の飲み会

秋吉


@yukung さんと飲んだ


6月

  • 転勤して5ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 仕事で運用まわりを中心にやっていることから「属人性」というキーワードが頻繁に出てきて、それについて考えることが多くなった時期だった
  • 属技能性、という言葉を知った



属人性と属技能性 - プログラマーの脳みそ

6月のイベント参加と飲み会

kanazawa.rb meetup #22

meetup #22 - kanazawa.rb | Doorkeeper


7月

  • 転勤して6ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 2週目に関東出張した
  • 数年ぶりにTOEIC受けた



7月の飲み会

秋吉



8月

  • 転勤して7ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • お盆で帰省
  • 富山の学校に通っていた頃の同窓会
  • 富山から関西に戻るサンダーバードが遅延(5時間遅れ)



サンダーバード46号が5時間遅れで京都駅に到着 - Togetterまとめ

8月のイベント

kanazawa.rb meetup #24

meetup #24 - kanazawa.rb | Doorkeeper



9月

  • 関西Kotlin勉強会 参加


関西Kotlin勉強会 on Zusaar


10月

  • 転勤して9ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 山崎の蒸溜所の見学に行った



11月

  • 転勤して10ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • Rubyworld Conference 2014 参加登録していたけど仕事の都合で行けなかった...

12月

  • 転勤して11ヶ月目
  • 引き続きインフラのお仕事
  • 30歳になった
    • 仕事でコードを書かなくなってもうすく1年。プログラマ30歳定年...

12月の飲み会

ブリスマス会2014


ブリスマス会っぽい何か2014年版(仮称) : ATND

長野忘年会
  • Twitterで長野高専クラスタが行っている忘年会
    • なんで僕、長野に関係ないのに参加してたんやろ...


長野クラスタ忘年会 2014年版 : ATND


まとめ

横浜から大阪に転勤しましたが、Twitterや勉強会などで知り合った皆さんにお世話になり、楽しい1年を過ごすことができました。
2015年も宜しくお願いいたします。


今年知ったこと

https://takestock.jp



こういった情報が知れる Twitter すごい!!!

しょぼちむさんをきっかけに価値を届けることについて考えた

はじめに

これはしょぼちむ Advent Calendar 2014の7日目です。

6日目


syobochim/gistにプルリクを送った結果wwwwwwwwwwwww - mike-neckのブログ

8日目


追うしょぼちむ - JavaFX in the Box




価値を届ける

しょぼちむさんの過去のエントリに以下のものがありました。

アジャイルサムライを読んだら意識高まってつらい - そこに仁義はあるのか(仮)


締めくくりとして以下の内容が書かれています。

顧客に価値を届けたい。
私はいま、価値届けられてるんだろうか。

価値

価値とは何かということを考えだすと、色んな見方や考え方があったりして夜も眠れない日々が続くので詳しくは述べません。そもそもお客様が本当に必要なものがわかっているのか、ということもあります。
参考:顧客が本当に必要だったものとは (コキャクガホントウニヒツヨウダッタモノとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

価値について考えるときの指標の一つとして、QCD(品質、価格、納期)が挙げられると思っています。

納期

お客様はベンダーにシステム開発を依頼し、ベンダーは指定された期日までにシステムを構築し納品します。しかし、システム開発がいつも順調にいくとは限りません。少し古い記事になりますが、プロジェクトの成功率が2割〜3割という話もあります。(プロジェクト実態調査800社 - 測る企業は成功率が2倍に:ITpro
エンジニアとして開発の現場に携わっていて、PMから無謀なタスクの量・期日を言い渡された、という経験がある人もいることでしょう。そういった場合、どのように立ち向かっていけばよいのでしょうか?

価値を届ける

その回答の一つとなるのが、DevLOVE現場甲子園2014 東日本大会のしょぼちむさんのLTだと思います。

これまで手でやっていた作業を自動化によって効率化し、1日あたりにできる量を増やすことで納期に間に合わせる。こういったことを、3年目というピッチピチの若手であるしょぼちむさんが実施していたことは凄いと思います。当日会場でLTを聞けなかったのが残念です。



ここには本当にいい事が書かれていて、「Teraterm MACRO と VBA で3倍の効率化を達成した」というところから、「作ったツールを使ってもらえなかった」という現実が立ちはだかるわけですが、そこで挫けず「どうやったら使ってもらえるんだろう」というところから展開方法を考え、工夫をして使ってもらえるようになった、というところでまた感動ですよ!

ここ には本当に重要なことが書かれていて、特に下記は自分がなにかツールを作るときにもちゃんと意識しないとな、と思いました。

  • ツールを使うターゲットは誰なのか考える
  • 使用者のレベルにあわせて使用方法を決める

まとめ

ツールを作ってチーム内に展開し、サポートも行い、みんなで協力して納期に間に合わせる、ということも『チーム内に価値を届ける』ということになっていると思います。また、それをLTで発表し、blogに書き共有することで、同じような境遇にいる若手SEにも勇気と希望を与えています。

そう、しょぼちむさんは既に多くの人に価値を提供しているのです!


SIer 勤務のワカモノにとって目標となる素敵な Kotlin アイドル、しょぼちむさん!
今後のご活躍を期待しています!

監視について勉強している

随時更新(予定)

はじめに

最近、仕事でちょっと監視にからむところがあったので勉強している。
勉強したことを忘れないように、というところと、忘れてもすぐに思い出せるように、ということでメモ。

なぜ監視をするのか

  • 障害を(迅速に)検知するため
    • 障害が発生したことを検知
    • 障害の場所や影響を検知
  • 障害を予防するため
    • 徐々に不足していくリソースに気づく(ディスク使用率等)
    • 急激なリソースの変化に気づく(アクセス急増によるCPU使用率やメモリ使用率、ディスクI/O使用率の変化など)

監視の対象

  • NW機器
    • ルータ
    • スイッチ
      • 機器のダウン/アップの検知
      • 特定のポートのダウン/アップの検知
  • サーバ
    • プロセスの起動
    • ログの内容(ERRORログが出ていないか)
    • 各種リソース(Load Average、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、ディスクI/O使用率、など)

監視の種類

  • 死活監視
  • SNMP監視
  • プロセス監視
  • リソース監視
  • ログ監視

関西Kotlin勉強会に参加してきた話

9月13日(土)に開催された、関西Kotlin勉強会に参加してきました!


もともとKotlinは、第1回 かわいいKotlin勉強会 のちょっと前に @hotchemi さんと飲んだときに、近々こういったイベントあるんですよーということを教えてもらってから気にはなっていました。
が、手を出さないまま時間が過ぎ、転勤してプログラマを離れてしまっていました。
そんななか、9月に関西でKotlin勉強会をやるという情報を目にして、いい機会だと思い参加することにしました。
申し込みをしてから開催日まで時間があったので、事前に環境構築などを行って触ってみようと思いつつ、なんだかんだで着手できずに当日会場で環境構築をはじめる始末...

一応、事前に Web Demo にて、ちょろっとは触ってはいましたが、そんなレベルでついていけるか心配していたのはなんとやら、とても楽しい時間を過ごすことができました。

感想

まとめ

いまは仕事ではコードを書かないようになってしまって、平日も仕事から帰ってきたあととかは上手く時間を使えなかったりするけど、休日には時間をとってコードを書きたいな、と思いました。
やっぱり、こういった場に出てくるといい刺激になりますね。


デブサミ関西2014 #kansumi に参加してきた話

9月5日(金)に、神戸国際会議場で開催された、『 Developers Summit 2014 Kansai #kansumi 』に参加してきました。


もともと参加しようかどうか悩んでいたのですが、上司に「仕事として行ってきていいですか?」と聞いてみたところ「いいよ〜」という返事がきたので、どうどうと参加することができました。

S-1

最初は @yoshiori さんのセッション。スライドはこちら。

当日はオフレコの話もたくさんあり、とても楽しかったです。特に心に残ったのは以下。

  • 我儘になろう
  • 怒られても死なない
  • やりたいことをやる
  • 残り 10 回を生き残るために使いたくない

とても濃密な1時間で、これから自分がどう生きていくかを改めて考えるきっかけとなりました。

B-1

午後一は、@cipher さんのセッション。スライドはこちら。

心に残ったところのメモ。

  • 変化の兆しを見逃さない
  • 複数のデバイスをシーケンシャルに使う時代
  • 変化に適応していくか、そのままでいるか
  • 視野を広げ、力の入れどころを間違えないようにしよう

B-3

午後2つ目のセッションは休憩にあて午後三つ目のセッションである、@tksmd さんのセッションへ。スライドはこちら。

ヌーラボは昔から知ってはいて、cacoo とかもプレスリリースを見て気になってはいた記憶があるんだけど、実際に使ったことはありませんでした。そんなヌーラボの歴史や文化の話があり、とても面白いセッションでした。

何をやるか、何をやりたいか、は大事な事ですが、
誰とやるか、どんなチームになりたいか、も同じように大事なことだと思います。

というのが特に心に響きました。チームや組織の文化、とても大事ですよね。

B-4

次は @esukei さんのセッション。スライドはこちら。

私は一時期さくらのVPSは借りていたのですが、なかなか有効活用できていなかったので解約してしまったという過去があります。そんな借りていたときに、真っ白なコントロールパネルの画面は見ていた記憶があるのですが、そこから壁にぶつかりつつも挑戦を続け、(スライドからは削除されている)現在開発中の素敵な画面デザインにしようとしている、というお話でした。
このお話のなかにも「UIをデザインする文化がない」という、組織文化のお話がでてきました。文化の必要性や、役割と必要性を訴える、という話もあり、普段の仕事のなかでも立ち向かい方は活かせそうだと感じました。

A-5

最後は「関西で働くという生き方」を聞きました。
私自身は今は大阪で働いていますが、生まれは北陸、最初の勤務地は横浜で、社会人6年目で大阪に来ています。特に勤務地にはこだわりはないのですが、将来的にはやっぱり生まれ育った北陸で仕事ができたらいいな、と考えており、その際の参考になるかと思って本セッションに参加しました。


伊藤さんのリモートワークという働きかたとしては、やっぱりソニックガーデンという環境だからこそ上手く行っているというのが大きそうです。リモートワークができる企業文化と、その企業文化に賛同して仕事を依頼するお客様、良い関係があるからこそできることで、これが一般的になるにはまだまだ時間がかかりそうだなーというのが個人的な感想です。

川畑さんのお話では、もともとエンジニアだったけど営業側に異動してどうだった、というお話がありました。特に印象に残ったところとしては、「需要と供給のミスマッチがあり、営業の人間側には技術がわからない」というところでした。
我々エンジニアが当たり前にできることでも、エンジニアではない人はPCを扱うのにも時間がかかったりします。自分は SIer で働く人間として、そういう人たちに使いやすい技術などを提供して世の中がよりよくなっていけばいいな、と思いました。

山本さんのお話は、「チャンスだと思って行動した」というところがとても心ひかれました。
また、ここでも「文化」という話が出てきましたね。文化は人が集まって作られる、Y! 社で新規メンバーを集めて大阪の拠点ができるということは、東京の Y! とは違う文化で、楽しい環境で働けるのではないか、という考えのもと行動を起こした、というところがとても興味深かったです。

まとめ

とても中身の濃い1日でした!
やっぱりこういうところへ出てくると、普段オフィスで仕事しているだけではなかなか考えられないことを考えるきっかけになったり、自分への刺激になったりしますね。
今後とも積極的に外に出て行ったりしたいところです。

#kzrb meetup 24 に参加してきた話

8月30日に開催された、kanazawa.rb meetup #24 に参加してきました!
meetup #24 - kanazawa.rb | Doorkeeper
Meetup #24 - Kanazawarb
kanazawa.rb meetup 24 - Togetterまとめ

移動中に Twitter 見てたら、YAPC 参加者の方々が DMMかき氷 を食べてるのをみて「羨ましいなー」と思っていたのですが、なんと kzrb の会場でもいただくことができました、わーい!




さて、今回の kzrb は、こちらのページにもある通り、1年間のふりかえりKPTがメインかと思いきや、会がはじまって冒頭にLT希望者を募ってみたところ10人もあつまり半分LT大会みたいな空気に。
ということで、タイムテーブルにもありますが、最初にもくもく会をやって、その後LTをし、最後にKTPをやってクロージング、となりました。


もくもく

もくもく会があると思っていなかったこともあって、特にこれといって成果のでることはできませんでした。
が、修理から帰ってきた Xperia に保護フィルム貼ったり、ちょっと仕事関連で頭の中のモヤモヤを整理したりと、そこそこ有意義に時間を使う事ができました。

LT

どんなLTがあったかは、タイムテーブル参照。
ざっと感想を。

KPT

KPTとしてはあまり良いとはいえない時間の使い方になってしまったかなーというところが少し残念でしたが、限られた時間のなかでそこそこ意見も出て良い場ではあったのではないでしょうか。

懇親会


唐揚げ食べ放題のあと、僕は宿泊先に帰ったのですが、一部メンバーは油そばを食べにいったそうで。




おまけ

個人的なKPTとしては、まず1〜12回まで参加したいと思いつつ参加できてなかったんだけど、この1年は#13, #15, #22 そして今回と参加できたところが良かったので、今後もできるだけ参加したいなーと。
あとは、発表したり、運営のサポートできたりもしたらなーと思いつつも、普段は関西にいたりする事情もあってどこまでできるかなーというのが悩みどころ。


なにはともあれ、 #kzrb はとても楽しい場なので、今後も参加していけたらなー。