僕が今年度の新人の教育係になったらまずオススメしたい書籍3冊

こんにちは! こんにちは! 4月1日ですね、2012年度がはじまりました!

みなさん、入学・進級・入社、おめでとうございます! 僕は2009年に SIer に就職して今年度で4年目になります。そろそろ新入社員の教育係のようなお仕事が任されるんじゃないかとわくわくしています。

そこで、もしも自分が新入社員の教育係になったとしたら、この本をオススメしたいというものをリストアップしてみることにしました。ここで新入社員というのは、これまでプログラミング等には関わってこなかった弊社の新入社員を想定していますが、特に弊社固有のことを書いているわけではないので、ほかの方々でも参考になるかと思います。参考になれば幸いです。

また、あまり多くリストアップしても読めないし、同じ本でも読む時期によって違いはあるので、僕が新人だったらまずこの3冊を読みたかった、これらをエンジニアになりたてのころに読んでいたら世界が変わったかもしれない、という本について取り上げました。

 

1. プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

世界中で活躍するプログラマたちの97+10本のエッセイ集。グッとくることがいっぱい書いてあるので、何度も何度も読み返したい一冊になるだろう1冊。しかし、今までプログラムを書くことしてこなかった人にはよく分からない話も多々ありそう。その場合には、以下のものだけでも読んでほしいな、と僕は思います。

 

2. 良いコードを書く技術

良いコードを書く技術 ?読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)

良いコードを書く技術 ?読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)

僕が受けた4月の新人研修では、上旬に社会人としての基本的なことを教わり、中旬にシステム開発入門みたいな講義があって、下旬にプログラミング研修がありました。プログラミング研修は Java で行われたのですが、1週間程度の限られた時間だったので基本的な文法とその使いかたに関する説明および演習があったくらいでした。その演習を受けたあとに、一歩すすみだすときにオススメしたいのがこの1冊です。

プログラムは動くものを作ることが大切だけれども、ただ動くものをつくればよいというわけではない。悪いコードではなく良いコードを書いて行く必要があり、そのために「良いコードとは何か」ということを知ることができる本書はおすすめです。

後半になるにつれ、全くの初心者が読み進めていくのはつらくなりますが、最初にすべてを理解する必要はなく、まずは第8章 ユニットテストあたりまでを少しずつ読み進めていければ力がついていくのではないか、と思います。

 

3. 100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊

100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊

100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊

本人にやる気がなければいくら社内の研修をやったり本を薦めたところで良いエンジニアにはなれません。では、どうやって本人にやる気を出してもらうか、それは「自分はこうなりたい」という目標を持つことではないでしょうか。最初は「○○さんみたいになりたい」というところから始まるのかもしれません、しかし何かを目標に自分で一歩ずつ進んで行くことによって自分の道は見えてくることでしょう。

その際に参考になるのではないかと僕が思うのがこの本。その道のプロが「△△に贈りたい1冊」という内容で書いてる記事を読むことで、自分がどういうエンジニアになりたいかを考えるきっかけとなることでしょう。そして、推奨されている本を読んだり、その道のプロの blog を読んだりすることでやる気が持続し、学習も続けて行けるようになるのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

「もし僕が新入社員の教育係になったら」ということから、3冊おすすめの本をリストアップしてみました。リストアップしてみて、まずは技術うんぬんよりも考え方を身につけてることが重要なんだと僕は考えているのだということを認識しました。このエントリがこれからエンジニアになろうと一歩踏み出したプログラミング未経験の新入社員さんの参考になれば幸いです。

 

 

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以下の記事をみて、「blog に書こう」と思いました。

昨年の企画ですが、とてもグッとくるものがありました。