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「Me2.0」を読んだ

かれこれ4年くらい前に買って、買ったはよいが1/4くらい読んだあとに放置していた「Me2.0」を読み切りました。

ME2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」

ME2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」


日経BP書店|商品詳細 - Me2.0


読むにあたって

本を買ったきっかけは、高専カンファレンスでもお世話になったじゅーんさんさんが読んだというエントリをみて気になったからです。
「Me2.0」を読んだ - 準二級.jp

積んでいる本はたくさんあれどなかなか自分の部屋にいると誘惑も多いので、バレンタインデーという目出たい日に一人で本を持って出かけ集中して読む時間をつくりました。





感想

2010年に翻訳版が出ている本ですが、今読んでも全く違和感がないですね。当時よりも Facebook 人口が増えている(はず)ので、より身近に感じられるかもしれません。
書籍紹介には、「この『Me2.0』は、これから勝者になるためのパーソナルブランディング戦略を説いた本だ。」との記載があります。また、書籍の20ページ〜22ページには以下の記載があります。

パーソナルブランディングとは、自分にまつわる事実や特徴を明らかにし、それを周囲に伝えることだ。

あなたには今も、そしてこらからも、自分の能力や感心に合った仕事につき、思い通りのキャリアパスをつくっていく自由がある。

・現在のキャリアパスに満足しているならー(中略)
・現在のキャリアパスに満足していないならー(中略)
・将来が見えないならー
 何がしたいのかを明確にしよう。自分が重要だと感じるものを一つひとつ検討していけば、自分に合ったキャリアパスが見えてくる。

将来が見えないかどうかはともかく、「自分が重要だと感じるものを一つひとつ検討していけば、自分に合ったキャリアパスが見えてくる」というところに心を打たれたので、じっくり考えてみようと思いました。


全300ページちょっとの本で、「第1部 Me2.0の時代」「第2部 思い通りのキャリアをつくる四ステップ」「第3部 Me2.0は始まっている」という構成になっています。僕が読んだときに受けた印象では、前半に Why や What が書かれていて、後半に How が書かれている、という感じでしょうか。
How を実践するかどうかはさておき、Why や What が書かれている前半は定期的に読み直したいと思う内容でした。

自分のできていることとできていないこと

僕はこの「shiget84」という名前を使い始めてから6年と数ヶ月になります。統一した名前を使って、高専カンファレンスをはじめとした勉強会などで発表させてもらったり、このはてなブログを書いたりする、というところなどは(特にパーソナルブランディングとは意識していませんが)できているところでしょうか。ただ、Twitter なんかには日常をさらけ出しすぎていて、ブログや勉強会をきっかけに知り合った人にはノイズが多いものになっていたりする点は反省すべきかもしれません。(いや、だからとってすぐに変えるつもりもないのですが)

学生さんにオススメしたい

つい先日はてなブックマークで話題となっていたエントリをみて、この本を学生さんにオススメできたらいいなーと思いました。

若者にIT業界に希望を持ってもらいたい - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ
このエントリのなかで、だいくしーさんは次のように書いています。

これから彼らが就職活動をしていくなかで、企業の書類選考の段階において、学歴というのはある程度合否を左右する要因になることだろう。ただ、Githubアカウントでコードをシェアする、勉強会に顔を出して名前を覚えてもらう、blogを書く、などの情報発信を通して、所属を超えた個人としてのバリューをアピールすることができれば、紙の上の情報など取るに足らないものとして無効化することはできる。

このMe2.0は「個人としてのバリューをアピールする」ことについて著者の経験をもとに体系立てて書いてある本なので、気になった人には読んでもらいたいですね。


本を読んでいてメモしたところ

  • p15
    • こうした企業は、社員に最高のものを(多くを、ではない)求めることが、ひいてはビジネスの成功につながることを理解している。彼らは過去の経験から、自分の個性が明確になり、受け入れられ、育まれるようになると、社員は仕事に精を出すようになることを学んだ。
  • p58
    • X世代とY世代は互恵的な関係で結ばれている。X世代は豊富な実務経験や職場での地位をY世代のために活かせるし、Y世代は技術の面でX世代をサポートできる。いうまでもないが、尊敬しあい助け合う関係こそ、最強の関係だ。Y世代は、X世代をメンターに持つことの価値を忘れてはならない。
  • p66
    • 私はまず、人脈を使ってインターンを獲得し、「横断的学習(cross-learning)」の機会を得ることにした。横断的学習とは、ある領域を理解するために周辺領域を学ぶことだ。これはぜひ実践してほしい。たいていの仕事は、関連分野の知識がなければうまくいかないからだ。
  • p139
    • 重要なのは、こうした問題を「障害」にしてしまわないことだ。これらの問題を「作業項目(アクションアイテム)」と捉え、ToDoリストに加えよう。
  • p167
    • 「紫の牛」になれ!
  • p171
    • まずは自分にとっての「成功」を定義する。
  • p173
    • SMARTな目標
  • p196
    • 表6.1 面接でよく聞かれる質問
  • p229
    • ビデオを何本配信しようと、ブログ記事を何本書こうと、どんなに立派なパーソナルブランディングキットを持っていようと、本人に実力がなければ成功はつかめない。

まとめ

  • 数年単位で積ん読となっていた「Me2.0」を読みました
  • 記載内容には自分が実施できていることもあり、特に大きな違和感はありませんでした
  • 「成功」のための「パーソナルブランディング」と身構えて実践するもよし、今の日常を楽しくするために共通の趣味をもった仲間を見つける手段として実践するもよし、興味のあるかたは読んでみてください